ハーブティーの作り方。

優れたハーブの効能を得る手段には、多くの人がハーブティーを利用します。
安全性が高いので、妊婦さんや授乳中にも利用できる物もあります。
作り方によって、カフェインの抽出を抑制する事も出来ます。

@ハーブ

ハーブティー。

エキナセアやローズヒップ等、ハーブの有効成分を摂取する為の最もポピュラーな方法が、ハーブティーです。

ハーブティーは、液体で摂取する為、有効成分が体内へ吸収されやすいというメリットがある他、以下の点でも優れた点があります。

消化器系に直接作用する。

以遠や口内炎、咽頭炎など、消化器官に炎症を起こしている場合には、ハーブティーであれば直接、炎症部分に有効成分を作用させる事が出来ます。

アロマテラピー効果。

ハーブティーの香りには、アロマテラピーと同様にリラックス作用がある物もあります。
心休まるフレッシュな香りと一緒に、有効成分を摂取する事が出来ます。
勿論、種類によっては本当においしいハーブも多数あります。

ハーブティーの作り方。

お湯で抽出する場合と、水で抽出する2種類があり、それぞれの特徴は以下のとおりです。

お湯出し。

一般的に言われているハーブティーの事で、紅茶等と同様にティーポットにハーブを注いで、お湯で抽出します。

3〜5分程度の短時間で有効成分を抽出する事が可能で、立ち込める湯気にはアロマテラピー効果も得る事が出来ます。

水出し。

常温の水で、6時間前後かけてゆっくりと抽出する方法です。

熱湯を使用しない事で、カフェインやタンニンといった成分の抽出を抑制する事が出来ます。又、熱に弱い成分も抽出する事が出来ます。

ハーブティーの注意点。

ハーブティーは、数あるハーブを摂取する方法の一つで、勿論、デメリットもあります。

それは、脂溶性の成分は抽出する事が出来ないという点です。

ハーブの有効成分には、水溶性と脂溶性に分類する事が出来、ハーブティーは、脂溶性の成分は抽出する事が出来ません。

又、熱湯でハーブティーを作る場合には、一部の成分は熱で破壊される場合もあるので、有効成分をしっかりと摂取したい場合は、ハーブティーは適していない場合もあります。

ただし、逆を言えば、効果はそこまで得る事は出来ないものの、安全性は高いという事もいえるので、ハーブ初心者の方は、まずはハーブティーから始める事をお奨めします。


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