ギムネマ
[学名]Gymnema sylvestris [和名]ギムネマ [科名]ガガイモ科
南インドから東南アジア、中国南部などの熱帯・温帯の広い地域に分布するハーブです。
正式名称は、ギムネマシルベスタと呼び、日本ではギムネマと略称で呼ばれています。
ギムネマの有効成分であるギムネマ酸は、食後の急激な血糖値上昇を緩やかにする為、炭水化物(糖質)の消化・吸収を抑える効果があります。
又、ギムネマは味覚を変える働きがあります。
具体的には、ギムネマの葉を噛むと、砂糖などの甘味を一時的に感じなくなる働きがあります。
これはギムネマ酸が舌にある甘さを感じる味覚細胞と結合する事で、甘味成分が味覚細胞とくっつけなくなる為、甘味を感じる事が出来なくなります。
ギムネマの効能。
- 糖尿病の予防や緩和。
- 肥満の予防や緩和。
副作用や相互作用などの摂取上の注意点。
稀によくガスが出るなどの胃腸障害を起こす事もありますが、慢性的に続くものではないと報告されています。
一般的には、特に問題となる副作用や健康被害は知られていませんが、糖尿病の治療薬との併用は、主治医の確認が必ず必要となります。これは、薬と併用によって低血糖障害が起こる恐れがある為です。